豚肉の種類と特徴は?栄養成分には疲労回復や健康効果も期待!

豚肉は、ポークとも呼ばれ、日本人が最もよく食べる肉で牛肉の約2倍の消費量です。

逆にイスラム教やユダヤ教では、豚肉を食べるのは禁止されています。

そんな豚肉ですが、どんな種類があって他の肉と比べてどんな特徴があるのでしょうか?

今回は、栄養成分には疲労回復や健康効果も期待されている豚肉の種類と特徴などについて見ていきます。

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豚肉の種類

豚は、もともとイノシシ科の野生動物を家畜化したもので、その後、品種改良によって食用化が進みました。

現在では、食肉の中で最大シェアを占めており、その割合は食肉生産量の約4割に上ります。

世界の豚の品種は400種類以上と言われており、ヨークシャー種やバークシャー種などと呼ばれて分類されていますが、日本の豚肉は主に6種類です。

日本の豚の品種の8割以上は、次の6種類の中から3~4品種を掛け合わせた交雑種です。

大ヨークシャー種

イギリス北部ヨークシャー地方原産。大型で、毛色は白。
赤身と脂身の割合がよく、ベーコンなど加工用全般に適しています。

中ヨークシャー種

イギリス原産。中型で、毛色は白。
以前は日本の養豚の95%を占めていたが、現在は1%以下に飼育頭数が減少しています。
皮下脂肪が厚く、肉質が優れている品種です。

ランドレース

デンマーク原産。大型で耳が大きく、毛色は白。
日本の豚肉の主要な品種で、飼育頭数も多くなっています。
脂肪が薄めで、赤身の割合がよく、ロースハムやベーコンなど加工用として高評価を得ています。

バークシャー種

イギリス南部バークシャー原産。中型で、毛色は黒のいわゆる黒豚です。
鹿児島県をはじめ埼玉県などで飼育されています。
飼育期間が長く肉の量が少ないですが、筋繊維が柔らかくて赤身が強いなど肉質の良さが特徴です。

デュロック種

アメリカのニューヨーク州やニュージャージー州が原産。
大型に近く、毛色は褐色。
成長が早いのが特徴です。
肉質は、柔らかくて脂肪が多く、きれいなサシ(霜降り)が入ります。

ハンプシャー種

イギリスのハンプシャー原産の豚をアメリカで品種改良。
大型に近く、毛色は主に黒。
肩から胸や前肢にかけて帯状に白い毛が入っています。
肉質は皮下脂肪が薄く赤身が多い品種です。

よく目にする三元豚とは、品種の名前ではなく、三品種の豚の交配によって生まれた豚のことをいいます。
目的は、より良い肉質と繫殖の安定です。最近では、三元豚にさらにもう1品種を交配させた四元豚も登場しています。

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豚肉の特徴~栄養成分には疲労回復や健康効果も期待

豚肉は、日本人が最も食べている肉で、ビタミンB1の含有量が食品の中でトップクラスです。

豚肉は食用肉として大変優れており、赤肉量は全体の約40%,脂肪も約20%と高くなっています。

しかし、肉質は飼育の方法が大きく影響し、飼料によっては臭みが生じたりします。

そんな豚肉ですが、栄養成分には疲労回復や健康効果も期待され、品種改良によって脂肪の少ない品種も出てきています。

豚肉はビタミンB1が豊富

豚肉の栄養素の中で最も大きな特徴といえるのが、なんといってもビタミンB1の豊富さです。

食品全体のなかでもトップクラスで、その含有量は牛肉や鶏肉の5~10倍にもなります。

豚肉を100~150g食べると1日に必要なビタミンB1をカバーすることができます。

しかも加熱しても分解されにくく、体内での吸収効率も優れています。

ビタミンB1は、疲労回復のビタミンとも呼ばれており、日頃から疲れている方が多い現代人には積極的に摂取するのがおすすめです。

豚肉のたんぱく質など

豚肉に含まれているたんぱく質の量は牛肉とほぼ同じくらいです。

豚肉は必須アミノ酸をバランスよく豊富に含み、吸収も良いたんぱく源です。

体内に吸収された豚肉のたんぱく質は、牛肉や鶏肉よりも有効に作用することがわかっています。

その他成長を促進するビタミンB2、若さを保つといわれるビタミンE、代謝を調節するカリウム、リン、イオウなどのミネラルも豚肉に多く含まれています。

豚肉の脂肪

脂っぽくてコレステロールも多そうなイメージがある豚肉ですが、最近では脂肪の少ない品種改良がなされ、部位によっては他の肉より脂肪が少なくなっています。

豚肉の脂肪には、肌の健康にいいオレイン酸やコレステロール値を下げるステアリン酸が含まれています。

 

豚肉といえば沖縄~ゴーヤなど

豚肉といえば沖縄といえるくらい沖縄には、豚肉を使った独特の料理が多いです。

ゴーヤチャンプルー、ラフテー、てびちなど古くから豚肉文化があり、ブランド豚としてはアグー豚が有名です。

沖縄県には長寿者が多く、これら豚肉の栄養素が病気の予防に役立っているのかもしれません。

豚肉の格付け

豚肉の格付けは、牛肉ほど細かく格付けされているわけではありません。

豚肉は次の3つに大きく分けて判断されます。

① 枝肉の重さと背脂肪の厚さ
② 肉付きのよさなどの外観
③ 肉の色沢や脂肪の沈着などの肉質

これらによって、「極上・上・中・並・等外」の5等級に格付けされますが、牛肉ほど重要視されていないというのが現実です。

焼肉の他、ハム、ソーセージ、ベーコンなど加工して食べることが多いのも豚肉の特徴です。

その時々のシチュエーションに合わせて食べられるのも豚肉の便利なところです。

比較的エコノミーなのも嬉しいですね。

まとめ

今回は、栄養成分には疲労回復や健康効果も期待されている豚肉の種類と特徴などについて見てきました。

豚肉にはさまざまな種類がありますが、日本の豚肉は主に6種類で年々、品種改良が進んでいます。

豚肉の栄養成分には疲労回復や健康効果も期待されており、ビタミンB1の含有量が食品の中でトップクラスというのも特徴のひとつです。

牛肉と比較して、エコノミーで手軽なのもうれしいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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