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焼肉と焼き肉の違いは?どっちが正しい送り仮名で多く使われている?

気にされたことのない方にとってはどうでもいい話だと思いますが、今回は焼肉焼き肉違いについてです。

筆者は検索していて時々感じていたのですが、検索窓に「やきにく」と入力すると、「焼肉」と「焼き肉」の両方が出てきます。

さて、焼肉と焼き肉に違いはあるのか、どっちが正しいのか、気になる方には気になるところではないでしょうか?

また、実際にはどっちが多く使われているのでしょうか?

今回は、焼肉と焼き肉の違いでどっちが正しい送り仮名で多く使われているのか見ていきたいと思います。

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焼肉と焼き肉の違い

結論から言うと、焼肉と焼き肉の違いは間に「き」が付くかどうかの違いだけであって他に特に違いはありません。

つまり、日本語としては「き」を付けても付けなくてもどちらでも構わないということになります。

言うまでもなく食べ物としての違いもなく同じと捉えられますが、日本語の表記として「送り仮名の付け方」という部分での決まりが焼肉と焼き肉という2つの表記が存在する所以になっています。

では、次に日本語の「送り仮名の付け方」について詳しく見ていきましょう。

焼肉と焼き肉はどっちが正しい送り仮名?

日本語の送り仮名の付け方は文部科学省によって決められているのですが、「送り仮名の付け方」の「複合の語 通則6」によると、「やきにく」の場合は「焼く」という動詞に対しては語尾を付けて「焼き肉」と表記するべきです。

ところが、複合語で読み間違いの心配がない場合には、送り仮名を省略できるとあります。

焼肉でも焼き肉でも読み間違う心配はないといっていいので、どちらでもいいということになります。

こういった例は他にもたくさんあって、例えば、「申し込み」と「申込み・申込」、「取り扱い」と「取扱い・取扱」、「問い合わせ」と「問合せ」などが身近なところでよく見かけるかと思います。

参考:文化庁ホームページ
「送り仮名の付け方 複合の語 通則6」

焼肉と焼き肉はどっちが多く使われている?

焼肉と焼き肉の違いやどっちが正しい送り仮名なのかはわかりました。

では、実際に多く使われているのはどちらなのでしょうか?

グーグルトレンドで焼肉と焼き肉の人気度を比較してみると、もはや一目瞭然で焼肉が圧倒的に多いという結果で、人気度の動向の平均では焼肉56に対して焼き肉5でした。(2021年12月17日時点での過去5年間の比較)

グーグルトレンド

実際に街を歩いていても店の看板などはほとんどが焼肉で、焼き肉はほとんど見ることがありません。

予想はしていましたが、焼肉と焼き肉では実際には焼肉が多く使われており馴染んでいるといえます。

焼肉と焼き肉の違い~まとめ

今回は、焼肉と焼き肉の違いでどっちが正しい送り仮名で多く使われているのか見てきました。

焼肉と焼き肉の違いは間に「き」が付くかどうかの違いだけで食べ物としては同じで、日本語としては「き」を付けても付けなくてもどちらでも構いません。

日本語の送り仮名の付け方は文部科学省によって決められており、「やきにく」の場合は「焼く」という動詞に対しては語尾を付けて「焼き肉」と表記するべきなのですが、複合語で読み間違いの心配がない場合には送り仮名を省略できます。

焼肉と焼き肉で実際にどっちが多く使われているのかは焼肉が圧倒的に多く、街を歩いていても店の看板などはほとんどが焼肉です。

焼肉と焼き肉では現在では焼肉が一般的になっているといっていいでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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