牛肉のシビレは、子牛の胸腺でふんわりした食感が特徴の脂肪たっぷりの部位です。
「リードヴォー」とも呼ばれていますが、生後1年以内の子牛に限られるのでなかなか貴重です。
シビレの部位はどこで、おいしい食べ方・焼き方にはどんな方法があるのでしょうか?
今回は、脂肪たっぷりでふんわりした食感が特徴の牛肉のシビレの部位とおいしい食べ方・焼き方などについて見ていきます。
シビレの部位
牛肉のシビレの部位は、仔牛の胸腺で、フォアグラや白子のようなふっくらとした味わいが特徴です。
胸腺は心臓近くにありますが、牛は成長とともに胸腺が脂肪に変わりなくなってしまうため、シビレ(胸腺)が取れるのは生後1年以内の仔牛に限られます。
そのためフレンチでは、「リードヴォー」とも呼ばれて重宝されています。
もしかしたら「シビレ」というより「リードヴォー」という名称のほうが有名かもしれません。
脂肪がたっぷりで濃厚な味わいで、ふんわりした食感はこの部位ならではです。
シビレの食感・味
続いて、シビレの食感と味です。
シビレの食感は、柔らかくてふんわりとしたなめらかな食感でとろけるようです。
味は、こってりとして濃厚な味わいで脂の好きな方にはおすすめですが、ミルキーな味わいでややクセがあります。
シビレのおいしい食べ方
味付けは、さっぱりと味わいたい場合は塩ダレ、肉自体の味を楽しみたい場合は醬油ダレがおすすめです。
シビレのおいしい食べ方としては焼肉・バーベキュー以外に、煮込み料理やシチューなどにも使われます。
お酒は、ビール、焼酎、ワインなら白ワインがおすすめです。
シビレのおいしい焼き方
おいしい焼き方は、「ミディアム」で、表面はしっかり焼き上げて中はフワッとした状態を保ったまま食べるのがおすすめです。
脂の状態を見極めるのが難しいですが、いいタイミングを見逃さないようにしたいです。
シビレの部位とおいしい食べ方・焼き方のまとめ
今回は、脂肪たっぷりでふんわりした食感が特徴の牛肉のシビレの部位とおいしい食べ方・焼き方などについて見てきました。
牛肉のシビレの部位は、仔牛の胸腺で、フォアグラや白子のようなふっくらとした味わいが特徴で、「リードヴォー」とも呼ばれて重宝されています。
おすすめの焼き方は、「ミディアム」ですが、フワッとした状態を保ったまま焼き上げるのがポイントです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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