チラガーは豚肉の部位のひとつですが、日常生活をしている上ではあまり耳にすることはないかもしれません。
沖縄ではお土産店などで普通に売っているのでよく見かけると思います。
このチラガーですが、食べたことがない方にとってはそのまま食べるものなのか、食べ方に悩んでしまいますよね。
そこで今回は、チラガーはそのまま食べるものなのか、おいしい食べ方にはどんな料理があるのかなどを見ていきます。
チラガーとは?
チラガーとは豚の顔の皮のことで、沖縄県の方言で、顔がチラ、皮がガーであわせてチラガーになります。
”沖縄では豚は鳴き声以外すべて食べる”という言葉がありますが、このチラガーも例外ではなく捨てるところがないといわれるほどに食べられています。
売っている状態を見ると豚の顔そのままなので、見た目のインパクトは絶大です。
グロテスクで食べられないという方もいらっしゃるかもしれませんが、豚の顔の皮はコリコリとした歯ごたえのある食感と脂のうま味が特徴でクセになる方も多いとか。
コラーゲンが豊富に含まれており美容にもいいといわれているので、女性にもおすすめです。
沖縄の市場ではスモークされているチラガーだけではなく、なんと生チラガーも売られています。
ちなみにお値段は、スモークされているチラガーは1枚1,500円前後ほどであるにに対し、生チラガーは1枚600円ほどで購入できます。
チラガーはそのまま食べるものなの?
スモークされているチラガーは、袋から取り出して切ったらすぐにそのまま食べることができます。
ただし、そのまま食べれるもののややゼラチン質が硬くて、あまりおいしいとはいえないかもしれません。
そんな時は、フライパンで軽く焼いたりレンジで温めてから食べると、脂肪とゼラチン質が溶けあってさらにおいしくいただくことができます。
また、 お好みで野菜やワカメなどの海草を加えてもOKです。
一方、生チラガーの場合はさすがに処理が必要になります。
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チラガーのおいしい食べ方
チラガーはそのまま食べることができるのはわかりましたが、他にもおいしい食べ方がたくさんあります。
おすすめの3つのおいしい食べ方をあげてみました。
チラガーのおいしい食べ方①~炒め物
まずは炒め物です。
沖縄の有名な料理にゴーヤチャンプルーがありますが、この豚肉としてチラガーを使います。
コラーゲンたっぷりなチラガーはチャンプルーにうってつけの食材です。
ぜひ、お試しになって下さい。
ちなみにチャンプルーは炒め物を意味します。
チラガーのおいしい食べ方②~焼き物
チラガーは、焼き物で食べるのもおすすめです。
適度な大きさにカットして、わさび、辛子などお好みで加えてシンプルに単品で食べてもいいですし、野菜を加えてしょうが焼きにしてもいけます。
チラガーのおいしい食べ方③~その他
他には和えものにしたり、炊き込みご飯に混ぜてみてもおいしく食べることができます。
また、シチューやカレーなどに入れてもコラーゲンがいい味を出してくれます。
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チラガーの食べ方~まとめ
今回は、チラガーはそのまま食べるものなのか、おいしい食べ方にはどんな料理があるのかなどを見てきました。
チラガーとは豚の顔の皮のことで沖縄県の方言ですが、スモークされているチラガーはそのまま食べることができます。
フライパンで軽く焼いたりレンジで温めてから食べると、さらにおいしくいただくことができますが、他にもおいしい食べ方として炒め物や焼き物、和えものなどさまざまあります。
売っている状態を見ると豚の顔そのままなので、敬遠する方もいらっしゃると思いますが、コリコリとした食感と脂のうま味が特徴でなかなかおいしいので、機会があればぜひ試してみたい部位です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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