豚チチカブは、なかなか見かけることが少ないかもしれませんが、脂肪たっぷりでミルキーな甘味が特徴の部位です。
見た目は脂の塊に見えなくもないですが、あっさりしていて個性的な味わいがします。
豚チチカブの部位はどこで、おいしい食べ方・焼き方にはどんな方法があるのでしょうか?
今回は、脂肪たっぷりでミルキーな甘味が特徴の豚チチカブの部位とおいしい食べ方・焼き方などについて見ていきます。
豚チチカブの部位
豚チチカブの部位は、雌の豚の乳房で、別名「ぱい」とも呼ばれます。
そのままなので、名前から予測できた方もいらっしゃったかもしれません。
雌の豚には乳房が14ありますが使うのは成長した大型の雌の豚で、下処理で乳汁を搾り出した後、よく洗ってから使います。
見た目は脂の塊のようにに見えますが、意外に脂っぽくなく見た目のイメージとはギャップがあります。
あまり流通することのない希少部位ですが、その割にたまにスーパーなどに並ぶ時には100円で200g以上という安さで購入できます。
しかし、最近ではその珍しさからか扱う焼肉店が徐々に増えてきているので、見つけたらぜひ試してみたい部位です。
豚チチカブの食感・味
続いて、豚チチカブの食感と味です。
食感は、柔らかいですが噛み切りにくくプリプリしていてムニュムニュした弾力性があり、豚トロに似ているともいわれています。
味は、あっさりしていますが、ほのかにミルキーな甘味を感じることができます。
豚チチカブのおいしい食べ方
豚チチカブの弾力性ある食感を楽しみたいなら甘口ダレや塩ダレなどのタレで、また豚チチカブ独特のミルキーな味わいを楽しみたいなら、シンプルに塩コショウがおすすめです。
焼肉以外のおいしい食べ方としては、揚げ物、煮込みなどに向いています。
お酒はビール、日本酒、焼酎などがおすすめです。
豚チチカブのおいしい焼き方
豚チチカブのおいしい焼き方は、「ミディアムレア」で、うま味を逃さないよう表面はカリッと焼いて中にも火を通すのがいいでしょう。
火が通りやすく、すぐに焼ける部位なので脂を落とし過ぎないように注意が必要です。
脂が気になる場合はある程度溶かしてもおいしく食べられます。
豚チチカブの部位とおいしい食べ方・焼き方~まとめ
今回は、脂肪たっぷりでミルキーな甘味が特徴の豚チチカブの部位とおいしい食べ方・焼き方などについて見てきました。
豚チチカブの部位は雌の豚の乳房で、あまり流通することのない希少部位です。
柔らかいのに噛み切りにくい食感とほのかにミルキーな甘味が特徴で、あっさりしていて個性的です。
おすすめの焼き方は「ミディアムレア」で、うま味を逃さないよう脂を落とし過ぎないように焼き上げるのがポイントです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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