豚シキンは、多少クセを感じることがありますが、栄養価が高く赤身が多い部位です。
牛のシキンと同じく、あまり見かけない希少部位になります。
豚シキンの部位はどこで、おいしい食べ方・焼き方にはどんな方法があるのでしょうか?
今回は、栄養価が高く赤身が多い豚シキンの部位とおいしい食べ方・焼き方などについて見ていきます。
豚シキンの部位
豚シキンの部位は、豚の食道で、豚1頭から1人分が取れるかどうかという希少部位で、下図のタン~トントロ~ハツにかけての部分に位置しています。
管を半分に開いて出されますが、表面の脂を取り除いて内側の粘膜をはがしていくなど時間も手間もかかって下処理はとても面倒です。
またビタミンB群やミネラルなどが豊富で栄養価は高く、ホルモンなのに赤身が多いのでホルモンらしくないホルモンといえるでしょう。
このように豚シキンは、豚ホルモンの中でもなかなかユニークな部位に位置づけられます。
豚シキンの食感・味
食感は、歯ごたえがあって弾力性があり、焼きイカに似ているともいわれます。
味は、ホルモンでありながら赤身肉に似ていますが、クセが気になる場合は味付けを工夫することでかなり改善できると思います。
豚シキンのおいしい食べ方
続いて、豚シキンのおいしい食べ方です。
多少クセがありますが、豚シキン本来の味を目一杯楽しみたいなら塩ダレがおすすめで、ニンニクを加えてもいいでしょう。
他にも醤油ダレや味噌ダレを試してみるのもおすすめです。
クセが気になる場合は、醬油や味噌ダレで味付けすると食べやすくなります。
お酒は、ビール、日本酒、焼酎、ワインならしっかりした白ワインがおすすめです。
豚シキンのおいしい焼き方
おいしい焼き方は、「ミディアムレア」で、表面をカリッと焼き上げて食べるのがおすすめです。
焼き過ぎには当然注意しなければなりませんが、弱火でじっくり時間をかけて中まで火を通してから食べるのもいいでしょう。
豚シキンのおいしい食べ方・焼き方~まとめ
今回は、栄養価が高く赤身が多い豚シキンの部位とおいしい食べ方・焼き方などについて見てきました。
豚シキンの部位は、豚の食道で、豚1頭から1人分が取れるかどうかという希少部位になります。
弾力性のある食感と栄養価の高さ、赤身が多いことが特徴ですが、クセが気になる場合は、味付けを工夫しましょう。
おいしい焼き方は、「ミディアムレア」で、味付けは塩ダレ、醬油ダレ、味噌ダレがおすすめです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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