牛肉のマルチョウは、ホルモンの中でも脂肪が厚く、こってりしていて脂の濃厚な甘味が特徴の部位です。
マルチョウという名前の他にも別名が多い部位で、いろいろな呼び方があります。
マルチョウの部位はどこで、おいしい食べ方・焼き方にはどんな方法があるのでしょうか?
今回は、こってりした脂の濃厚な甘味が特徴の牛肉のマルチョウの部位とおいしい食べ方・焼き方などについて見ていきたいと思います。
マルチョウの部位
マルチョウの部位は、牛の小腸ですが、裂かずに筒のまま外側と内側を裏返しにしてカットして出されることが多いです。
牛の腸は全長約60mもありますが、マルチョウ(小腸)はその約2/3(約40m)を占めています。
マルチョウは他のホルモンと比較して脂肪が厚く、この脂の濃厚な甘味が特徴でもあります。
また、コラーゲンも豊富に含まれていて、美肌効果を期待して女性にも人気のある部位です。
マルチョウの由来・別名
マルチョウの名前の由来は、丸い形をしている腸であることからこの名前がつきました。
漢字では「丸腸」とも書きます。
他にも「ヒモ」「トロテッチャン」「コテッチャン」「ホソ」「コプチャン」など多くの別名があり、韓国語では「コプチャン」と呼ばれています。
マルチョウの食感・味
マルチョウの食感は、外側はシコシコというかクニュクニュとした独特の食感があり、噛むと中から脂があふれ出ててきます。
見た目のイメージとは異なり、味はこってりとした濃厚な甘味があります。
マルチョウのおいしい食べ方
続いて、おいしい食べ方ですが、マルチョウの濃厚な脂にはタレがおすすめで、味噌ダレや醤油ダレなど濃厚な味付けで楽しみたいです。
また、タレに加えて七味や山椒をかけてもおいしく食べることができます。
お酒は、ビール、焼酎、ハイボールなどがおすすめです。
マルチョウのおいしい焼き方
おいしい焼き方は、「ミディアム」で、脂を落とさないでゆっくりと焼くのがおすすめです。
皮の部分に少し焦げ目がつく程度に焼き上げるのがポイントです。
焼くと外側にある腸壁が脂を包み込むように収縮しますので、弱火でじっくりと中の脂まで火を通すように焼きましょう。
また、煙が出やすい部位なので、一度に一気に焼くのは注意が必要です。
マルチョウの部位とおいしい食べ方・焼き方~まとめ
今回は、こってりした脂の濃厚な甘味が特徴の牛肉のマルチョウの部位とおいしい食べ方・焼き方などについて見てきました。
マルチョウの部位は、牛の小腸で、他のホルモンと比較して脂肪が厚く、この脂の濃厚な甘味が特徴です。
クニュクニュとした独特の食感があり、コラーゲンが豊富で、美肌効果を期待して女性にも人気があります。
おすすめの焼き方は、「ミディアム」で、脂を落とさずにゆっくり焼くのがポイントです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント