牛肉のサガリは、うま味が強く低カロリーで牛1頭から5kgほどしか取れない希少部位です。
見た目には肉ですが、ホルモンで肉質も柔らかいです。
サガリの部位はどこで、おいしい食べ方・焼き方にはどんな方法があるのでしょうか?
今回は、うま味が強くて低カロリーが魅力のサガリの部位とおいしい食べ方・焼き方などについて見ていきます。
サガリの部位
サガリの部位は、牛の横隔膜の下の肋骨側になり、ハラミとよく似た部分でサガリを含めてハラミと呼ばれることもあります。
同じ横隔膜でもハラミは横隔膜の背中側、サガリは肋骨側で、ハラミよりも赤身感が強く肉という感じがより強いといえます。
ただし、牛1頭から5kgほどしか取れないため希少部位とされます。
ハラミ同様、カロリーが低くヘルシーで肉のうま味が強いのが特徴で、厚みがあったほうがうま味が強くなるのもハラミと同じです。
サガリは霜降りになることがやや少なくハラミより固めで、ハラミのほうが脂がやや多くうま味が濃厚といわれますが違いは微妙です。
しかし、価格はサガリのほうが安価でエコノミーです。
サガリの由来と別名
サガリという名前の由来は、横隔膜の下部にぶら下がっているように見えることからこの名前がついたといわれています。
他にも別名で、「ハンギングテンダー」、「ハンテン」、「シックスカート」とも呼ばれています。
サガリの食感・味
続いて、サガリの食感と味です。
食感は、ハラミと似ていて柔らかく肉汁がとてもジューシーで、嚙めば噛むほど肉汁があふれ出してサガリのうま味が楽しめます。
味は、甘味とコクがあり肉のうま味も強いですが、ハラミより、ややさっぱりしています。
サガリは赤身と肉汁のジューシー感が見事な部位といえるでしょう。
サガリのおいしい食べ方
味付けは、ハラミ同様、塩ダレや醬油ダレ(わさび、またはニンニク)がおすすめですが、サガリの柔らかさを最大限に楽しむなら塩をサッと振りかけるシンプルな味付けもいいでしょう。
タレと塩では味わいがかなり違います。
ハラミよりはさっぱりしてるので、甘口ダレもいいでしょう。
お酒は、ビールの他、ワインならしっかりした赤ワイン、日本酒などがおすすめです。
サガリのおいしい焼き方
おいしい焼き方は、「ミディアムレア」で、表面はカリッと焼き上げて、中は軽く火を通して脂が落ちる前に食べるのがおすすめです。
焼き過ぎると、肉のうま味が落ちてしまうので注意しましょう。
また、タレで焼く場合は、焦がさないように裏返しながら焼き上がり具合をチェックしながら焼くのがポイントです。
サガリの部位とおいしい食べ方・焼き方~まとめ
今回は、うま味が強くて低カロリーが魅力のサガリの部位とおいしい食べ方・焼き方などについてまとめました。
サガリの部位は、牛の横隔膜の下の肋骨側ですが、横隔膜の下部にぶら下がって見えることからこの名前がついたという由来があります。
低カロリーでうま味が強いのが魅力ですが、牛1頭から5kgほどしか取れない希少部位です。
おすすめの焼き方は、「ミディアムレア」ですが、肉のうま味が落ちてしまうので焼き過ぎないのがポイントです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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