牛タンは、非常に人気があり、仙台の名物としても有名な部位です。
牛タンはさらに4つの部位に分けられ、それぞれ特徴があります。
牛タンの部位はどこで、おいしい食べ方・焼き方にはどんな方法があるのでしょうか?
今回は、仙台名物としても人気の高い牛タンの部位とおいしい食べ方・焼き方などについて見ていきます。
牛タンの部位
牛タンの部位は、言わずと知れた牛の舌ですが、さらに4つの部位に分けられます。
牛タンは、牛1頭あたり1~2㎏程、長さで約50㎝程取れるので、牛の舌はこんなに大きいのかと思いますが、牛は1頭500㎏程なので実際にはそんなに多く取れるわけではない部位で、需要と供給が追いつかず有名店でも外国産に頼ることもしばしばです。
牛肉の中でも牛タンは非常に人気のある部位で、宮城県の仙台は牛タンが名物で専門店も数多くあります。
牛タンは、さらに以下の4つの部位に分けられます。
牛タンの部位①~タン先
タン先は、舌の最も先の部位で、肉質は硬いです。
そのため、焼くのには適さず、タンシチューやタンカレー、ハンバーグや煮込みなどに使われることが多いです。
牛タンの部位②~タン中(クラウンカット)
タン中(クラウンカット)は、タンの中央で、タン先とは違い、柔らかい部位です。
一般の販売、焼肉店などで食べる並のタンで、牛タン焼きにはこの部位が使われることが多いです。
両脇は少し固く、真ん中は柔らかいです。
肉汁と柔らかさ、風味がほどよく、焼き料理はもちろん煮込み料理にも最適です。
牛タンの部位③~タン元(芯タン)
タン元(芯タン)は、タンの根元(喉に近い部分)の部位で、一般的には上タンと呼ばれることが多い部位です。
タンの部位の中で脂が乗っていて最も柔らかく、焼肉店などでは「上タン」「芯タン」「とろ牛タン」と呼ばれ、最高級の部位とされています。
焼肉用に適した部位です。
牛タンの部位④~タン下
タン下は、舌の根っこ(下側)の部分で、筋の部分なので非常に硬い部位です。
しかし、煮込むことによって肉のうま味があふれ出し、トロトロに柔らかくなる部位でもあります。
焼肉にはあまり向いていまませんが、弾力性があり、主に挽肉に使用され、牛たんハンバーグなどに使われます。
牛タンのおいしい食べ方
続いて、牛タンのおいしい食べ方です。
一般的な焼肉の場合は塩ダレ、上質の場合は塩コショウのみで食べるのもおすすめで、他には味噌ダレで食べることもあります。
シンプルに塩でいただくのもよし、白髪ネギたっぷりにネギ塩タンでいただくのもよし、意外な味付けではタン塩に醬油という組み合わせもありです。
牛タンのおいしい焼き方
おいしい焼き方は、「レア」で、薄切りの場合は片面は30秒ほど火を通したらひっくり返し、裏面はサッと火を通す程度でOKです。
1㎝以上の厚切りの場合は、両面をゆっくりと低温で火を通して休ませてから食べましょう。
牛タンに合うお酒
・ビール
・日本酒
・ワインなら、シャンパンか白ワインがおすすめ
牛タンの部位とおいしい食べ方・焼き方のまとめ
今回は、仙台名物としても人気の高い牛タンの部位とおいしい食べ方・焼き方などについて見てきました。
牛タンの部位は、牛の舌でさらにタン先、タン中(クラウンカット)、タン元(芯タン)、タン下の4つに分けられます。
おいしい食べ方としては、シンプルに塩、白髪ネギたっぷりにネギ塩タン、珍しい味付けでは醬油という組み合わせもあり、多彩な味付けによる食べ方を楽しめるのも牛タンの魅力です。
おすすめの焼き方は、「レア」ですが、薄切りの場合と厚切りの場合で焼き方を分けるのもおいしく食べるポイントです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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