牛レバーは、牛ホルモンの中でも人気の部位で、サクッとした食感と甘いうま味、鉄分が豊富な個性的な部分です。
焼き肉店での食中毒がきっかけで生レバーは禁止ですが、焼き加減が難しい部位でもあります。
牛レバーの部位はどこで、おいしい食べ方・焼き方にはどんな方法があるのでしょうか?
今回は、サクッとした食感と甘いうま味、鉄分が豊富な牛レバーの部位とおいしい食べ方・焼き方などについて見ていきます。
牛レバーの部位
牛レバーは、牛の肝臓でホルモンの中で最も重い部位で、5~6㎏ほどあります。
独特の臭みがあり好みが分かれますが、うまく火を通すことでかなり抑えられます。
栄養価の高い部位で、鉄分だけでなく、たんぱく質、ビタミンAなども豊富に含んでいます。
焼き方が難しく、生は厳禁ですが、焼き過ぎればおいしさが逃げてしまいます。
おいしさは、鮮度に大きく左右されるので、できるだけ新鮮なものを購入したほうがいいでしょう。
鮮度がよくて質のいいレバーは臭みも気になりません。
牛レバーの食感・味
食感は、柔らかく滑らかで、とろけるようで、新鮮な牛レバーほどサクッとした歯ごたえがあります。
味は、こってりしたコクと甘味があって独特なおいしさがあります。
また、いい牛レバーは生臭さも感じさせません。
牛レバーのおいしい食べ方
味付けは、臭みをどう抑えながらおいしさを保つかがポイントで、基本的には臭みを抑えやすい甘口ダレか、味噌ダレがおすすめです。
臭みが気にならない場合は、塩ダレでレバー本来の風味を楽しむのもいいでしょう。
逆に臭みが気になる場合は、香味野菜や調味料で下味をつけたほうがいいでしょう。
牛レバーのおいしい食べ方としては焼肉・バーベキュー以外にも、炒め物、揚げ物などがおすすめです。
※2011年の焼き肉店での生の牛肉ユッケによる食中毒をきっかけに牛の生肉を出す基準がより厳しくなり、2012年7月以降、牛肉の生レバーは禁止となっています。
お酒は、ビール、焼酎、ワインなら赤ワイン・白ワインどちらも濃厚なしっかりしたタイプ、日本酒もワイン同様しっかりしたタイプがおすすめです。
牛レバーのおいしい焼き方
続いて、牛レバーのおいしい焼き方です。
おいしい焼き方は、「ミディアムレア」がおすすめですが、中まで十分、火を通しましょう。
生食は厳禁です。
焼いてもおいしい部位ですが、焼き過ぎると味も食感も落ちますので、焼き加減が難しい部位でもあります。
しかし、鮮度がよくて質のいいレバーは焼くと臭みではなくうま味がよく出ます。
なるべく弱火で周りから徐々に中心に向かって火を入れていくように焼くと、外はカチッとして中は柔らかい状態でおいしく焼き上げることができます。
牛レバーの部位とおいしい食べ方・焼き方~まとめ
今回は、サクッとした食感と甘いうま味、鉄分が豊富な牛レバーの部位とおいしい食べ方・焼き方などについて見てきました。
牛レバーは、牛の肝臓でホルモンの中で最も重い部位です。
サクッとした食感と甘いうま味が特徴で、鉄分・たんぱく質・ビタミンAなど栄養価の高い部位でもあります。
おすすめの焼き方は、「ミディアムレア」で、中まで十分、火を通す必要がありますが、焼き加減が難しい部位でもあります。
弱火で周りから徐々に中心に向かって火を入れていくように焼くのが、牛レバーのおすすめの焼き方です。
なお、生食は厳禁です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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